古河花火大会2019

 夏、8月。今年も花火大会のシーズンがやってきました。関東地方では7月中旬くらいから花火大会が毎週どこかで開催という状況になります。東京近郊では7月20日の足立区花火大会、23日の葛飾柴又花火大会、27日の隅田川花火大会と続き、翌週末の8月3日は花火大会ラッシュを迎えます。さてどこの花火大会に行こうか、と迷うところですが(普通の行動半径の人は迷わない…)三尺玉2発に1尺玉(10号玉)乱れ打ちの古河花火大会はぜひとも1度は見ねば・・・と意を決し(構想4年目にして実現)初参戦してきました。

 撮影場所は大会会場の向こう正面(?)に相当する場所となる渡良瀬遊水地のど真ん中に決定。渡良瀬遊水地は悲しい歴史のある場所ですが、そこのあたりは本日は割愛。

 

  遊水地といっても湖ほどの大きさですので、湖水面の上に花火が打ち上げる様子を見ることができます。16時過ぎに現地に到着。東北道の館林ICからは渋滞らしい渋滞もなくスムーズに走行してきました。しかし中央ゲート口付近の駐車場内にギリギリセーフで駐車。次回からはもう少し早めに来たほうがよさそう(^^; ところでここのゲート口の狭さといったら・・・ドアミラーまで含めると両側とも10㎝も余裕ない・・・横幅のある車では腕を試されます?

 さて問題の撮影場所ですが、開始2時間前でもこんな感じで割と余裕があります。

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 今回はこんな装備で参戦。E-M1でライブコンポジット撮影、E-M10でひたすらインターバル撮影、RX-100で動画撮影です。

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 前週の隅田川花火大会では強風で三脚が揺れてブレブレの写真ばかりになってしまいましたので少し低めに設置。どうせ車で移動するのだから、重量級の三脚も1つ欲しいところか。動画用のカメラとメインのカメラを1つの三脚におさめられると楽になるかもなぁ、と物欲が湧いてきます。また、セッティング中に同じく初参戦の方から打ち上げの方向を尋ねられましたが、自分も初めてなので他の方のカメラを向けている方向をひとまず参考にして、あとは出たとこ勝負です、と、励ましあう(おい) 幸い、30分くらい前に試し打ちをしてくれたので方向はそれでわかりました。

 とは言え、3尺玉だと35mm換算で70mmくらいでぎりぎりおさまるらしい、との先人たちからの情報がありましたので、最初は50mmくらいから撮影を始めましたが、尺玉が上がり始めると画角の調整が難しい。というか、遠近感おかしい(^^; とまあ、悪戦苦闘ですがE-M1撮影分のなかからわりとまともなやつだけひとまず現像してみました。

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三尺玉は2つ打ち上げられましたが、一発目は画角オーバーで撃沈。二発目は思いっきり引いて撮ってどうにか成功。三尺玉だけ別カメラあってもよいかも。

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三尺玉のあとは少し寄るようにして微妙に画角調整を繰り返しながら撮影。

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百花繚乱をなんとかおさめることができたので、まあ、初参戦としては上出来ということにしておきたいと思います(^^;
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霞ヶ浦越しの筑波山と柴田淳の花吹雪

 霞ヶ浦越しに見える筑波山を何度も見ているうちに撮影したくなること10年あまり(おい)、当初は北利根橋からの撮影を、と思っていたものの少々遠すぎてあまり絵にならないことから、もう少し筑波山に近いあたりの撮影スポットを探しているうちに、ふと、柴田淳さんのPVの撮影場所が玉造(行方市)であったことを思いだしました。「花吹雪」という曲のPVでしたが、この撮影場所を確認してみたところ、意外とよさげ・・・というわけで、ちょいと訪れてみました。まずはそのPVの1シーンから。

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 で、現地に行ってきました。

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 はい、まさにここです。車が止まっていたのが残念ですし、季節も春を通り越して緑深まる五月晴れの頃。ちょっと雰囲気が違います。大地の緑と空の青さ、その狭間にみえる霞ヶ浦、少々不思議な光景が広がります。

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撮影場所付近の道路越しに見ても、なんか珍しい光景に見えますね・・・

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近くには10年くらい前に廃線になった鹿島鉄道線の線路が残っていました。こういうのは寂しさを感じますね。

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さて肝心の筑波山はというと・・・

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紫峰、筑波山。夏場なのに涼しげな山に見えます。ラストに遠景でどうぞ。

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撮影日 2019年6月17日

撮影機材:

1枚目~3枚目:Xperia

4枚目~9枚目:Olympus OM-D EM-1 + M.ZUIKO 12-100mm

撮影場所

 

三方五湖(福井県)

 福井県美浜町若狭町に広がる5つの湖、三方五湖日本海に隣接して独特の風景がつづきます。2005年にはラムサール条約指定湿地に登録された、世界的な景勝地(?)。以前、仕事で訪れたことがありますが、緑と青の絶妙なハーモニーが印象にのこる場所です。20年ぶりの再訪(^^; 道の駅も整備されていて、ゆっくり眺めていられます。まずは三方湖から。

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続いて水月湖。ここは気候変動に詳しい方ならご存知な、学術的にも有名な湖。過去7万年の気候変動が記録されたタイムカプセルです。詳しくは福井県のHPのこちらに。水月湖の奥の眺望抜群の場所に(確か若狭町の町営の)ホテル水月花があります。一度宿泊してみたい。f:id:WeidenBach1967:20190624225652j:plain

この三方五湖を一望出来る場所があります。それが三方五湖レインボーラインの山頂公園。有料道路で普通車は1040円。高い!でもそれに見合う光景が見える場所(晴れていれば)。まずは西側の風景。遠くに丹後半島も見えます。

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ああ、要リベンジ・・・ゆっくり撮影できる場所ですね。公園としても綺麗に整備されています。カップル向けかもしれず。

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続いて東側の風景。美浜が見えます。

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さらに足湯まで。「天空の足湯」だそうです。

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駐車場から山頂へはリフトもしくはケーブルカーでアクセスできます。こちらも絶景が堪能できます。

 

撮影日 2019年6月23日

撮影機材:

 Olympus OM-D EM-1 + M.ZUIKO 12-100mm

場所 :

 

東尋坊(福井県)

火曜サスペンス劇場の聖地、東尋坊

この地を訪れれば、誰しもが何かしらの告白をしたくなってしまうというもの。観光案内でも「え~火サスのロケ地となっているのは奥の方の岩場でして・・・」とアナウンスしている状態。でもこんなに天気がいいと自然を満喫でき、かつ、スリリングな岩場、ということになります。ロッククライミング好きにはたまらない場所のはず。

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人が立ち入れる岩場は大きく分けて3つ。中央には遊覧船の船着き場があって10分おきに発着しています。みなさん、なかなかの操船テクニックをお持ちのようで。海に向かって左側の岩場は恐怖体験したい人向け、右側は岸辺まで降りていけますし、また、プチロッククライミングが出来ます。端から見てるとそのうち誰かしら海に落ちそうな勢いでしたが。

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どの岩場もいろんな表情を見せるので、シャッターボタンを押し続ける羽目に。

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 さて一番眺めの良い場所に、鳥取砂丘の「すなばカフェ」と張り合っている可能性のありそうな店名の「IWABA CAFE」なるお店が。原則、窓際の席ばかり、という店内でおすすめメニューである岩場ハンバーガーを食して参りました。美味でした。さらにこの奥には海の幸を扱う商店街が続いていてかなりの賑わいとなっています。

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なお、東尋坊の北側には「雄島」があります。

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釣り客が結構混じっています。観光で来るのはあくまで端っこに拘る方だけか???

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鳥居の向こうに見えるのが東尋坊

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撮影日 2019年6月23日

撮影機材:

 Olympus OM-D EM-1 + M.ZUIKO 12-100mm

場所 : 

 

奥能登絶景街道と輪島千枚田(石川県)

 能登半島の先端にある禄剛埼灯台。雷雨になってきたので灯台だけ証拠写真としてスマホで撮影して早々に退去。この日は変わりやすい天候で撮影チャンスに恵まれない場所も多々あり。それにしても意外と小ぶりな灯台ですね。

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Xperiaで撮影)

道の駅 狼煙(のろし) 昔から海上交通の要衝ということで、かつては狼煙で、近代では灯台で航海の安全に寄与してきたわけで、昔の名残が地名に残っているようです。なお、灯台まではここから歩いて5分程度ですが途中、急階段があってわりと体力勝負の道のりです。

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Xperiaで撮影)

ここから海岸沿いに輪島方面に向かうのが奥能登絶景街道。見応え十分です。まずは木の浦の眺め。駐車場に車を停めて撮影していたらパトカーがガン見しながら通り過ぎていきました・・・車のナンバーの確認、でしょうか。(関東圏の車があるのは比較的珍しいでしょうし)

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更に西に進んでゴジラ岩。(まあ、見えますかね)

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海岸に沿って多くの岩場があり、面白い光景です。

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垂水の滝までやってきました。海岸を見ると、えっと・・・流紋岩質の火砕岩???

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こちらが垂水の滝。海に落ちる滝を見るのは久しぶりですね。

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さて能登半島最後の目的地、輪島の千枚田。すぐ脇に道の駅があり、展望デッキと遊歩道が整備されています。結構、観光化されています。ライトアップ期間中とか田植え前後の時期をえらべば格好の撮影スポット。

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撮影日 2019年6月13日

撮影機材:

Olympus OM-D EM-1 + M.ZUIKO 12-100mm

撮影場所




珠洲岬(石川県)

 能登半島の先端にある珠洲岬。このすぐ北側にある「禄剛崎」と共に、「ヘリ」好きなマニアの方なら一度は訪れてみたい場所。とはいえ(意外と広い)能登半島の先端まで行くのは結構な距離です。穴水までは能越道、のと里山街道と高規格道路が整備されているので快適であります。途中によった別所PAは展望台もあって結構楽しめます。

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さて、穴水から先は、交通量は少ないとはいえ、所々狭隘な道が続きます(四国に比べれば、はるかにマシ)。富山市内から車で走ること約5時間、ようやくたどり着きました。

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出迎えてくれたのは・・・ただの絶景だけでなく、絶叫マシンならぬ絶叫スポット。

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え・・・構造的に不安になるのでこれは恐怖です・・・高いところはわりと平気な著者も(それでも年齢とともに平衡感覚が衰えてくるので若い頃よりも少し慎重に)、これは怖い。

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ただ、見える光景はあまり変化なし。

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岬の先端は有料スポットです。パワースポットとして紹介されているようですが、どちらかというと脱力系な感じ。せっかく風光明媚なところだけに少し残念な感じです。ジオパークで売り出す手もあるとは思いますが。

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しかし本州、しかも東北以外にもこんな場所があったんですね。癒やされます。

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とにもかくにも、空も海もきれい!

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階段が整備されていて、岩場の中にある小さな入り江にもアクセスできます。

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 その脇には脱力観光スポット、青の洞窟。パワースポットじゃなくてありのままを見せるようにすればいいのに。なぜか劇場版スケバン刑事のクライマックスあたり、伊武雅刀南野陽子らが戦いを繰り広げたシーンを思い出すのであった。(意味不明)

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 撮影日 2019年6月22日

撮影機材:

 Olympus OM-D EM-1 + M.ZUIKO 12-100mm

場所 :

  

並木道(家畜改良センター茨城牧場長野支場)

 未舗装の轍が残る並木道。たまにネットで見かける印象的な風景ですが、どこにあるのか知りませんでした。かな~り昔、井上昌己さんのPVでも登場していたことをつい最近知りました。

 

で、これも1つの手がかりにしてグーグル先生の画像検索のおかげでしば~らく場所を探してみました。このPVの撮影地を探していた井上昌己さんファンの方もいるのも改めて知りましたw。で、場所は長野県佐久市だったんですね・・・余談ですが、かつてこの地を治めた真田さんは遠縁の親戚でございます。

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未舗装で立派な並木道。いい感じです。霧に包まれた並木道も撮影してみたくなりますねぇ。

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散歩している人も多数いらっしゃいます。こんな場所で毎日ウォーキングできるなんて最高の贅沢かもしれず。

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木漏れ陽が優しい。

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並木道は十字状に配置されています。ちょっと離れてみると少し珍しい光景。

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 撮影日 2019年6月21日

 撮影機材:

 Olympus OM-D EM-1 + M.ZUIKO 12-100mm

 場所 :