屈斜路湖・藻琴山展望駐車公園
屈斜路湖の北側のカルデラ壁の上では屈斜路湖とオホーツク海を見渡せます。ここを走るのが道道102号線、通称芝桜街道。天気のよい日にドライブすると爽快です!この道道沿いにある藻琴山展望台駐車公園からのの眺望もなかなかのものです。ただし、駐車スペースしかございません。大型バスが止まれるだけのスペースもあるので、まったくのマイナースポットというわけではないとは思いますが、さて・・・?
肝心の眺めは御覧の通り。12㎜(35㎜換算24㎜)の画角には屈斜路湖の全景はやはり収まりません(^^;
8㎜FishEyeで収めたのがこちら。
翌日、ほぼほぼ快晴の時に改めて紅葉をメインテーマにして撮影してみました。
煙を上げ続けるアトサヌプリ。いずれまたその猛威を人間に知らしめる時がくるかもしれませんが、それまでは自然の恵みを我々にもたらしてくれます。
鏡のような湖面と紅葉の湖畔と遠くに見える外輪山。。。
そしてカムイヌプリの雄姿が見えます。摩周湖がある場所です。
さて場所はこちらです。
撮影日 2019年10月20日、21日
撮影機材:Olympus OM-D EM-1 + M.ZUIKO 12-100mm
Olympus OM-D EM-10 + M.ZUIKO 8mm FishEye
屈斜路湖・美幌峠
屈斜路湖を一望できる「天下の絶景」「壮大無比」「日本絶景三大峠の1つ」など数多の称号を持つ美幌峠。屈斜路カルデラの外輪山、標高500m付近にあります。美幌峠と言いながら美幌町のへりにあるこの地を訪れるのは三度目。最初に訪れたのは平成になって間もなくの頃でしたが、今では道の駅も綺麗に整備されて定番観光スポットです。
女王、美空ひばりさんの同名の歌も有名で(昭和世代向け)、一番上の展望スペースへと続く遊歩道の途中に歌碑も設置されています。ボタンを押すとフルコーラスが流れる仕組み、ではなくて、なんかずっと音楽が流れていたような気が・・・
この遊歩道、手入れが行き届いています。アスファルト舗装されていて、お年寄りにも優しい仕様。柵は定期的に更新されているような気が。
でも頂上部の展望スペースは岩場になっているので要注意です。履いていく靴は選んだほうがよいですね。やっぱり北海道の山ですから、いざという時のためにも、なるべく逃げ足が速くなる靴がよいですね。(謎)
さてその絶景ですが・・・ひゃ~~見事な快晴、あっぱれな青空。三度目の正直、神様ありがとう!しかも、ああ、画角12㎜(35㎜換算で24㎜)に収まりません!
というわけで、この日のために(マジ)用意したFishEyeの単焦点レンズで撮影。
峠付近では紅葉も終わりつつあるタイミングでしたが、湖畔側は紅葉真っ盛りでそのコントラストも鮮やかに映し出されています。鏡のような湖面も印象的。錦のような紅葉と青い鏡のような湖面が織りなす光景をどうぞ。
遠くには知床連山の1つ、斜里岳も見えます。
屈斜路湖とは反対側、美幌町方面の景色も雄大です。北海道の大平原が広がります。
美幌町の中心街、大空町の中心街が見えます。そして遠くには網走湖、能取湖もみえますね~
場所はこちら。
撮影日 2019年10月21日
撮影機材:Olympus OM-D EM-1 + M.ZUIKO 12-100mm
Olympus OM-D EM-10 + M.ZUIKO 8mm FishEye
屈斜路湖・砂湯
屈斜路湖、それは謎の巨大生物クッシーが棲む神秘の湖。
・・・というネタが通じる方はそこそこの年代になられているのでしょうが、日本最大のカルデラの中にあってその圧倒的な存在感を誇る屈斜路湖の湖畔には火山の恵みとしての温泉があちらこちらにあります。そのうちの1つが「砂湯」。現在では道の駅っぽく整備されていて、クッシーがお出迎えしてくれます。
ここはその名前のとおり、湖岸の砂を掘れば、そこには温泉が湧きだす、というか、染み出してくる場所です。
それにしても湖水の透明度が高い!綺麗!テンションが上がります。でもなんの魚かな?
湖畔は紅葉まっさかり。ちょうど風も凪の状態で波の静かな湖面と透明度の高い湖水、そして抜けるような青空が揃い踏みという、まさに神様からのご褒美のようなコンディションの絶景が広がります。
この周辺の湖畔道路は「クッシー街道」の愛称がついていますが、この街道沿いの紅葉もなかなか見ごたえがありました。車を路肩に止めて紅葉を鑑賞する方々も多数あり。
屈斜路湖・砂湯の場所はこちら。
撮影日 2019年10月21日
撮影機材:Olympus OM-D EM-1 + M.ZUIKO 12-100mm
大阪空港~千里川河川敷~
飛行機の撮影スポットの定番、大阪国際空港すぐ脇にある千里川河川敷のビューポイント。着陸間際の飛行機が頭上数十mを通り過ぎていく、ある意味絶叫スポット(^^; 今回は三脚無しでぶらりと立ち寄ってみました。近くにコインパーキングまで用意されている便利な場所、ではあるものの電車利用者にとっては少々難儀な場所。阪急宝塚本線の曽根駅から徒歩20分強といったところです。地図上、駅から西に向かって真っすぐ行けそうですが、立ち入りできない場所があるので南側もしくは北側に大きく迂回を余儀なくされます。暑い時期は歩きたくない距離・・・
さて現地に到着。土曜日の夕方ということでカメラマンやら家族連れやらで結構な賑わい。ネクタイ締めた姿でカメラを持って参上という極めて怪しげな風情の当方でしたが、手持ち撮影なので三脚を立て構えている方々のさらに後方に下がってなお画角をキープできる場所をなんとか確保。しかしこれだけ人がいれば出店とかあっても商売になりそうな気もしますが、一応道路なのでたまに自転車やら原付が通過するという微妙にカオスな場所。。。で、いきなりですが・・・飛行機のお尻。
35mm換算200mmでこの構図。ちょうどいい感じですが、もうちょっと寄りたいとなると40-150のPROレンズが必要ですね・・・ただ今回は手持ち撮影なので手振れ補正が協力な12-100mmで我慢。なお、河川敷を挟んで空港側と反対側の2列で皆さん眺めていらっしゃるわけですが、カメラマンは反対側に陣取っています。
というわけで昼間の撮影ではギャラリーの扱い方が1つ鍵になりそうです(違)
アプローチライン直下ということで、迫力ある写真が撮れますが同時に腕も要求される、カメラマン自己鍛錬場と言えるかもしれません。トワイライトタイムに入っており不利な条件下ではありましたが着陸する飛行機を少し撮影してみましました。流れちゃっているのはご愛敬ということで。
徐々に暗くなり、滑走路のライトが浮かび上がってくるようになります。
最後にJALとANAの後ろ姿をどうぞ。
それにしても手持ち撮影でここまでイケるM.ZUIKO 12-100mm、恐るべし・・・
撮影日 2019年10月5日
撮影機材:Olympus OM-D EM-1 + M.ZUIKO 12-100mm
諏訪湖全国新作花火競技大会
久々の遠征、諏訪湖全国新作花火競技大会を撮りに行ってきました。例によって遠景からの撮影を企図する、ということで撮影場所の選択に悩みました。最終的に候補は2か所。第一候補は諏訪湖の北側にある高ボッチ高原です。ここからは天気がよければ諏訪湖越しに富士山が見える場所。
第二候補は諏訪湖の南東側にある杖突峠です。こちらも諏訪市街が一望できる上に距離のわりに高低差が大きく眺望良好な場所。夜景の人気スポットですね。
結構悩みましたがアクセスが容易かつ来訪歴のある杖突峠からの撮影にしました。花火大会の開催時にどのくらい混むのか、あまり情報がなかったものの、情報が少ないのは来訪者も少ないのでは、という推察のもとに(?)開始2時間前に現地入り。駐車場は普段よりも多めに停められるように、と関係者の方が整列駐車を促す軽度な規制をかけていましたが、2時間前でも余裕をもって駐車できる状況。車もさることながらライダーも多いですね。花火待ちと思しき方々も見受けられます。こちらは無料の展望台スペースがあり、昼間でもこの絶景!(スマホ撮影でもこの絶景)
峠の小屋にはレストランと宿泊施設があり、本当の一等席はあちらでございます(^^;
カメラマンは他に二組。意外と少数です。当方の撮影機材は毎度おなじみのE-M1+12-100㎜、E-M10+40-150㎜です。
花火大会の開催場所はこちら。
徐々にトワイライトタイムも進んで、開始時刻が迫ってきます。観戦客も増えてきましたがスペースに余裕はあります。ただ、子供連れはスペースがある分だけ元気に活動されますので撮影班としては結構気を遣うことに(^^;
では以下、ノー解説でお楽しみください。
フィナーレは水上スターマイン。
次回は別の角度からの撮影に挑戦かな。
いなしき夏まつり花火大会2019
いなしき夏まつり花火大会に参戦してきました。規模の大きさは噂には聞いておりましたが今回初参戦。交通の便の関係もあるのか、メジャーになりきれていない感じが好印象(誉め言葉?)。しかし気が付けば茨城県の花火大会三連発ですね。打ち上げ場所は旧江戸崎町の中心部付近、たぶん埋め立て地と思われる江戸崎体育館付近です。
さて撮影場所ですが、間近での撮影もありきたりなので例によって少々離れたところから狙うことにしました。駐車スペースの有無がGoogleMAPだけでは不確かな状況だったので候補地をいくつかピックアップして、あとは現地で決めることにしました。第一候補だった江戸崎リバーサイド公園は午後4時の段階で駐車場は既に満車ということで早々に断念。第二候補としてやや離れたところにある小野川の土手沿いをしばらく探索したところ、打ち上げ会場から3km弱離れた場所に駐車できるスペースを見つけたのでこちらに決定。周囲はレンコン畑のようで、ハスの花が咲いてます(^^)
場所はこのあたり。
ちなみにこの付近は成田空港に離発着する飛行機が上空を通過するわけですが、当日は着陸コースの真下になっていたようで多数の飛行機が通過する状況に。なかにはこんな珍客もおりました。ANAのA380、空飛ぶウミガメですね。
セッティングはいつもの通り、メインカメラにE-M1、撮りっぱなしのサブカメラにE-M10、動画撮影にLUMIX TX1の構成です。
17時頃には北西の空の様子が少し怪しくなってきて雷鳴も聞こえたような気がしましたが、レーダーの様子を見ると現地を逸れつつ弱まっていきました。ラッキー(^^)周囲、特に花火を望む方向には街灯も少なく、開始時刻の頃には周囲は真っ暗に。しかし3キロも離れるとこんなところで花火を見る人も稀なようで、花火開始前から待っていた方は二組だけ。花火開始後にさらに二組来たくらいで、穴場スポットと言えるかもしれません。ご高齢の叔父様からは「あなた、おたく?」とストレートに尋ねられました。ああ、やっぱり茨城だなぁ。(なんだそれは)
以下、作品です。まずは一発ものから。大玉の10号玉(尺玉)がほとんどです。
当日は20㎞程離れたところで栄町の花火大会、35km超離れたところで八千代市の花火大会が開催されていましたが、ちょうどこの画角に3つの大会会場が収まることになります(狙ったのではなくて偶然)。というわけで3つの花火大会のコラボ写真です。
栄町の花火が右側に小さく見えます。
こちらも栄町の花火が右側に小さく見えます。
栄町の花火の左隣にさらに小さい花火が見えてきましたがこれが八千代市の花火。
3つの花火が見えています。
コラボと言っても距離が距離なので寂しいですかねぇ。また、上空を通過する飛行機の航空灯が映り込んだパターンもあります。
あとは花火の乱れ打ちをご堪能ください。
こちらは水上を行きかう船のライトと上空を飛ぶ飛行機の灯りも映り込んでいます。
そしてフィナーレ。
また来年!
常総きぬ川花火大会2019
55回目の開催となる常総きぬ川花火大会。鬼怒川河畔で開催されるこの大会、その規模と立地条件にかかわらず、日本における最高水準の花火が見られると、花火マニアな方の間では有名な模様。遠目には何度か見たことがあるものの、打ち上げ会場付近で見たことはなく・・・なので今年も遠目で見ることに。(え?) 観覧場所は2015年の常総水害の被災地を挟んだ打ち上げ会場から4キロほど東側、福岡堰にて。ここは桜並木の有名な場所で、散策路と小さな駐車場が整備されています。通勤経路近傍にあるのでよくわかっているところでもあり。
さすがに4㎞も離れているとこんなところで撮影しようなんて酔狂な方は・・・自分の他にはいない状況に。なので三脚立ててカメラ構えている様子は大変目立つようで、多くの方から声をかけて頂きました(^^;
今回の装備はメインにE-M1+12-100mm、インターバル撮影で取りっぱなし用にE-M10+40-150mm、動画用にLUMIX DMC-TX1という構成。ただ風が少々強めに吹いていたのでやはり重量級の三脚が欲しくなります。
以下、撮影結果を掲載。
グランド・フィナーレは野村花火工業さんの作品。その最後の部分の動画がこちら。
常総きぬ川花火大会グランド・フィナーレ pic.twitter.com/aQV1XCtrJN
— T. M. Yanagisawa (@WeidenBach1967) August 12, 2019
来年も見に行きたいかな。